ざ・えぶりでぃ

2016年3月より晴れてニートデビュー。現在フリーターの日常

大人が涙もろくなるのは、現実がいかに辛いかを知ったからさっ☆☆☆

最近涙もろいなぁーと感じます。

友人もいなくバイト仲間と一言も雑談を交わすことなく、10時間のバイトをおわって

ほっと一息、缶ビールでも飲みながらCS放送のアポロ13なんか見てる日常です。

で、まぁアポロ13なんて、

まぁ、あの有名なトムハンクスさんが主演の映画で

まぁ、トムハンクス出てる映画はもれなく間違いなくいいものが多いんですけど、

アポロ13ももれなくそうで、もう、ハリウッド映画特有の予定調和たっぷりの

もう、どんな困難があっても結局地球に無事に帰ってくるってわかるんですけど。

そんなの見てる途中で、いや、最初から

もう、トムハンクス主演の時点で、わかってることなんですけど。

もうね、号泣。

NASAとハンクスのやり取りから泣いて、

地球に無事に到着してヘリに乗せられてるとこでまた泣いて、

もうね、映画だし、助かるってわかってるんだけど

泣いた。

 

もうさ、リアルな世界を生きてるとさ、

映画とか小説みたいにこういう良い展開、

すーげーやばめな、もう全米がやばめな展開でもどうにかね、なるけど

現実を生きてる我々はそうもいかない。

もうね、簡単に死ぬし。

幼いころは、映画とか小説みたいに勇敢に生き残ることができるって

本気で思ってるとこがあるけど、

えーっとねぇ

そんなご都合主義は大人になったらありましぇーーーーーーーーん

って気づくの。

 

人ってね簡単に死ぬし、簡単に傷つくし

むしろ、自分にとって最高って思える展開を作れることも、難しい。

ぬくぬくと、受け身でいられた学生時代を過ぎるといきなり

そんな現実の壁にぶち当たって気付くと思うの。

あぁ自分は特別な存在じゃないんだって。

まぁ、一部には「トクベツ」と呼ばれる方々がいるのでしょうけど。

でもね、

トクベツな人じゃなくても、

毎日、社会の歯車としていていても、

これが人生だって思って、

ちょっとした、ほんと小さなことを幸せに生きていけたら

もう、それだけで幸せなのかもしれないな。なんて。

ただ、死ぬだけの人生なんだから、正社員じゃなくても楽しく生きたらいいよね。

 

 

そんな社会の厳しさを知ると

秒速5センチメートルで君の名を探してる

「君の名は」を見ました。

正直「こんなのオタ充しかみねーだろ」

「日本人はアニメだったらなんだって大ヒットなんだなw」

とか、さんざんに思っておりました。はい。

まぁ、テレビやネットで日々「君の名はマジで面白い」と報道されていて、

まぁそこまで言うのなら見てやるかと(暇だし)かなーりの上目線で、

レディースデイに大した期待もなく見に行きました。もちろん一人で。

 

結果↓

映画おわった瞬間光の速さでサントラをダウンロードしたよね。

新海監督マジ神かよ。。。

神だ。神がいらっしゃる。

と。

いやもう完全に寝返った。

日本人であることを誇りに思った。

ただの神映画だった。泣いた。

見る前の自分を全力でぶん殴りたいくらいのいい映画だった。

 

もうそれからは毎日もうどこにいても「君の名は」状態。

もう、サントラのせいでバイトへ行くバスの窓からの景色を見てるだけで

「それは夢のように美しい眺めだった」状態。(ちょっと遠い目)

外、土砂降りなんですけどね。

もう毎日がクライマックス。毎日あったことのない君を探してる。

毎日脳内ボイスが神木隆之介上白石萌音の使い分け。

で、まぁそれには飽き足らず、体が完全に新海マジックに魅了されちゃって、

もう、監督のほかの作品ももうむさぼるように見てるわけ。

で、「秒速5センチメートル」も見たわけよ。

もうねこれも完全にドンピシャぁぁぁぁぁ~って。

奇跡的にワンモアタイム・ワンモアチャンスがアイポットに入ってたから

もう、次はお前だといわんばかりにリピート。

エンドレスリピート。エンドレスまさよし。

それからはどこにいても、サビのとこが来たら脳内から「秒速5センチメートル」って

タイトル出てくるの。トイレにいても出てくる。

バイト向かってるだけなのになんかもうちょっとしたエンディング状態。

そして無駄に憂い顔。

窓ガラスに頭もたれさせたり。

バイト終わりとか程よい疲れも相まって、もう最高に憂いれる。

 もう、交差点とか路地裏があろうものならもう君の姿を探す探す。

ちょっと挙動不審。からのやっぱり憂い顔。

で、フェイスブックとか全くやってないのに小学校の同級生とか無意味に検索しちゃう。それで、頭良かった子が案の定いい大学入って超リア充になってたり、

知らない間に結婚して子供とか生んでて「え、、うそでしょ、、」

ってなんか無駄にショックを受けるという。全然期待していた感じと違うっていう。

なんか自ら自分の首絞めに行っちゃったんですけど、、、

しかし、ワンモア聞くだけで再び遠い目の憂い顔に戻る。

「そっか・・・」って脳内ボイス花澤香菜

「私の人生も秒速5センチメートルで進んでくれないかな(自嘲気味に笑いながら)」って。

「どのくらいの速さで生きたらリア充になれる」って。脳内の入野自由も言うの。

こちとら君探してるくせに、肝心の君の当てがね、ないもんでね。

探しても探してもコナンの犯人みたいなのしか想像できない。

圧倒的想像力の欠如。下手したらちょっとしたサスペンス。あれれ~。

 

いや、でも毎日楽しい。新海誠アニメごっこ楽しい。

 しばらくハマってられる。とりあえず当てもなく誰かを探すっていう。

電車乗っても座席にすわらずに、無駄に扉側を陣取り。通り過ぎる駅やすれ違う電車をを凝視。

アイポットはラッドとまさよしの合わせ技。からの憂い顔、遠い目。

今もワンモア聞きながら書いてます。

あ、サビきた。

秒速5センチメートル

 

もう最高かよ。

  

僕ぅぅが僕ぅぅであるためにぃぃぃぃ

尾崎豊にはまってます。

詳しく言えば尾崎の「僕が僕であるために」にはまってます。

バイト中脳内BGMです。

たとえ、先輩に注意されていようが、怒られていようが、私のBGMは尾崎です。

たとえ学生に怒られていても脳内は「僕が僕であるためにぃぃ」って尾崎が歌ってくれてます。はい。

そんなこんなで乗り越えてます。もはやバイト中は「すいません」「ありがとうございます」「おねがいします」「すいません」「すいません」の言葉しか言ってません。

基本「すいません」しか言ってません。

 

いやぁ、この頃いい人でありたいと思う。

なんか人間てさ、やっぱ日によってむらがあるんだよね。優しさというか性格?に。

バイトしてるとつくずく思うけど、昨日天使のようにやさしかった人が、今日になって突然オリーブオイルだけ私の目の前に置いて「ソースつくっといて(超機嫌悪そう)」とかいう無茶ぶりしてくるから。

いや、そもそもソースを私はつくったことないし(2年くらい働いてる人でも作り方をしらないらしい)と思って聞くと「ほかの人に聞いてくれる(イラっ)」ってしてる。

ひょひょひょ!!

昨日は天使のように優しかったのに!!

私が麺を落としたらさっそうと来てくれたじゃない!!

開封作業まごついてるのも手伝ってくれたじゃない??

 それなのに、今日のあなたは・・・えっ、だれ?

という人が一人じゃなくて割と何人かいます。

きっと自分もそうなんかなぁ・・・そんな時もあるんかなぁ・・・なんて思うと

あぁ、人には優しくありたいなぁ・・・と思うんです・・・

難しいけどね・・・

やっぱ調子悪い日はあるもんね。

でもさ、バイトいえども私ももう大人!学生じゃないのだから、

そこはね、仕事モードというやつをね身に着けたいよね。

女子アナのようにね、いつでもニコニコで愛嬌のある感じでいたいよね。

ということで最近の私の目標はこの厨房のミトちゃん(水卜アナ)になることです。

もう、愛嬌で乗り切っていきたい。この殺伐とした厨房を。。。!!!!

って思ってるんですけど、いや全然無理なんでしすよね!

ニコニコしてる暇あるんなら動けと。

愛嬌ふりまくまえにお子様ランチつくれと。

もうね完全に愛嬌をふりまく余裕ない。

もはや体型(ぽっちゃり)しかあってない、挙動不審のみとちゃん。

先輩に「止まってないで常に動き続けてなきゃだめだよ」って

言われるんだけど。OKまかせろって思うんだけど。

うん。なんどろう、できればそうしたいと思うのだけど、

ぶっちゃけ何していいかわからない!!

とりあえずなにかできることは!!って

首をそりゃもう鳩さながらにクイックィ動かすんですけど、

 もはや動いてるの首だけで超挙動不審。

すぐにでも動けるように無駄に中腰?みたいにしてるんだけど、それで首だけくるくる動くから、正直キモイ。そう、キモイと思うんだけど、そうせざる負えない。

 

理想→日テレ、好感度ナンバーワン女子アナ

現実→鳩のような謎の生命体

 

どうすんだよこれと。

 

いやもうね、飛び込むしかないのよ。

 やることがわからなくても、聞けるような状況じゃなくても

飛び込むしかないのよ。

もう、ランチタイムなんか戦場ですから、厨房は。

鳩やってるんだったら飛び込めと。当たって砕けろとね、いっそ砕け散れと。

まぁ、それでできたらだれも苦労しないんですけどね。

毎日、明日こそは明日こそは私も飛び込みたい。

渦に、激流に、飛び込んでやりたい。

そして、いつも「動け!!」って言ってくる諸先輩方に

「お、あいつもようやく動けるように・・・」って思われたい。って思ってるんだけどね。

はぁ・・・でもいい加減やんないとね。

まじで。

僕が僕であるためには勝ち続けなきゃならないってい尾崎も言ってるし。

そのためには一刻も早く当たって砕けてを繰り返して慣れなきゃね。仕事に。

 

だからやってやりますよ。

明日からね☆

 

「この冷たい街の風に歌い続けてるぅぅ~」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トゥモロー明日は幸せ

働き始めて一か月たちました。えぇ。

見習時給からついに普通の時給になりました。はい。

その矢先です。その矢先にまさかの新人が襲来してくるというじゃありませんか。

え、まだ私全然慣れてませんけど。まったく馴染んでないですが。

なじまなすぎて、透明人間のように日々暮らしておりますが。

一か月たってんのに未だに先輩たちに「あれやったことある?」「これやったことある?」の質問にほぼすべて「いいえ」で答えて呆れられてますけど。

そんなあたしの下に新人だって?

さらっと笑顔で社員に「今度新人さん入ることになったから!!よろしく☆」

みたいな。無駄にハイテンションでいわれて。

「えぇぇぇぇっぇぇー」ってますおさんもびっくりの驚き方で。

久々に大声出したから加減がわからなくて割とみんなに振り向かれちゃうっていう。

 

まぁいつかは知らないんですけどね。カミングスーンというやつですよ。

 

それはさておき、まぁ先述の通り一か月たちまして、

まぁ慣れない慣れない。エブリデイ挙動不審。

こないだも、スープもってこいっていという先輩の指示でスープを保温してる

保管庫から持ってこうと思ってたんだけど、思った以上にスープの鍋が保管庫から取り出しにくいっていう。がっちりハマっちゃっているっていう。

一歩間違えたらまた、ぶちまけちゃうんじゃねこれ?やばいんじゃね?

ってオロオロしてたら、それをどうやら社員がみていたらしく。

「大丈夫?」って聞いてくれたんですよ。「大丈夫?」って

優しいでしょ。文字にしたらね。もうなんて優しさにあふれてる職場なんだと。

でもね、実際は違うの。

この「大丈夫?」ってね言っている顔とニュアンスがもうね、ガチのやつなの。

おもいっきりの真顔。全力の真顔「大丈夫?」なの。

もうね「てめぇ、こないだは麺落としやがって今日はスープか?スープなのか」って

いうニュアンスをこめてお送りされている「大丈夫?」なの。

それを言われて思わず、「ごめ、、、、、、、、大丈夫です」

って思わず「大丈夫です」より先に謝りそうになったもん、まだ何にもしてないのに。

一か月にして社員に完全にマークされているんですよ。

どうだ!!!

いやーね、もうね、毎日そんな見られているぞというプレッシャーのなか

戦っているわけです。

孤軍奮闘しとるわけで。

まぁ明日もバイトあるんですけど。

もう、仕事が終わると「トゥモロートゥモローアイらぶやートゥモロー明日は幸せー」って自分を励ます毎日なんです。

だから、今日もこれからミュージカル「アニー」より「トゥモロー」平井堅verを聴きながら眠りにつきたいと思います。

 

 

ニート、フリーターになる

最近、ニートからフリーターになりました。

6か月という短い間でしたが、後半さすがに飽きてきたニート生活でした。

現在は飲食店の厨房で働いてます。

 

なんか応募したらあれよあれよと決まってしまった。

週5で働いてます

 

ただ、もうすぐ一か月たつのに全く慣れない

元来の極度の人見知り(学生時代の先輩いわく人間不信レベル)のため、すでにでき上がった人間関係の中に入れない。

もうずっと浮きっぱなし。床から3センチ浮きっぱなし。

 

しかも、人が足りてないみたいで結構みんな忙しそうに必死で働いてるから、うかうか質問もできない。

なんかもう、毎日生まれたての小鹿みたいな形相で働いてる。ぷるってる。

プルってるついでに、こないだ盛大に麺落としたっていう。2回も。1日で2回。

さすがに1回目は笑って許してくれた社員も、二回目は目がまじだったもんね。

あれが、マジの目っていうんだね。

 

研修がちゃんとあったはずなんだけど、もう全然わかんないことだらけ。

さしずめ、毎日9と3/4番線探してる状態。ホグワーツすらいけないハリーポッター

 

こないだも、先輩に「スープ鍋ごと持ってきてあっちで温め直して」っていわれて、

勢いよく返事して持って行ったわいいけど、まず、「あっち」がどこかわからない。

そもそも、先輩のいう「あっち」に温められそうな器具や場所がないっていう。完全に洗い場だったっていう。

 

「ねぇハグリット、これおかしいよ9と3/4番線なんてあるわけないよ、でしょ?」

って振り返った時のハリー的な感じでね。

私も聞こうとして振り返ったらもういないの先輩。

あれーっつて、先輩ーって。

じゃあほかの誰かに聞こうとおもって周りみても、

もくもくと仕事してるマグルだらけ。

駅員さんすらいない感じ。

もう、スープもって呆然とする23歳のポッター。

 

メンタル最弱のポッターはこの状況の中で、いかに比較的答えてくれる優しい、

ウィーズリーおばさんを見つけられるかが鍵なのである。

 

この、ウィーズリーおばさん選びで失敗するともう大変。

善良なウィーズリーおばさんは、そりゃもう「9番線と10番線の間を通るのよ☆」みたいな、もうチョーわかりやすい。一発で壁とおり抜けできる的な。

忙しい時にも。ほんとすごい。

 

一方、余裕ないウィーズリーおばさんだと、「え?はいりゃいいのよ」みたいな割とアバウトまたは聞こえてない。

メンタル最弱ポッターはビビったあげく、むやみに壁に突入するも、通り抜けられず激突。

おのれウィーズリーって振り返るも、ウィーズリーもういないっていう。

だいたいこの2パターンのどちらか。

まぁ、このスープの件は幸い善良なウィーズリーおばさんにあたったのでめでたしめでたしでしたが。

 

あーそれにしても、バイト先で気軽に話せる仲間がほしい。

 このクズでメンタル最弱な哀れなポッター23歳にもロンやハーマイオニーのような仲間が。

もう、マルフォイでもいい。いっそ。もうマルフォイ。

「友達の作り方は僕が教えてあげよう(ニタリ)」的な感じならもう、ホイホイついていくポッター。簡単にスリザリンに寝返るポッター。

マルフォイとともにダンブルドア軍団という名の社員たちに立ち向かうポッター。

 

なんてね。まぁ何しても一人なんですけどね。

とりあえずホグワーツいけるように毎日がんばるポッターなのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

改めて気付いたこと

ふと、改めて気付いたことがある。

私は、今、この世で1人しか会話する相手がいないのだ。

私の母だ。

確かにスーパーに行けば、レジの人と「○○カードはお持ちですか?」

「持ってません」くらいのやり取りはするが、これは事務的な会話である。

私が指す会話とは人と人とのあたたかな、血の通いあった会話である。

 

例えば、

「今日の晩御飯なに~」

「肉じゃが」

「まじか!やったね」

的な感じである。

 

さて、この日本という国、この地球という星の中に人は何人いるのだ。

いま、検索したら日本にはだいたい「一億2711万ちょい」くらいの人がいるらしい。

じゃあ、世界でいったらどうだろう。

検索すると「73億2748万ちょい」の人間がいるという。

 

まじか。

 

まじか

 

そんなに人がいるのに、私は話す人間が自分の母親しかいないのだ。

つまり私の話し相手は、73億2748万ちょい中の1なのである。

仮にも23歳の若人である。

 

私は想像した。

同じ年頃の者たちの人生について。

 

あるものは、小学生時代から頭も運動神経もよく、そしてよくモテた。

 

エスカレーター式に大学は一流の大学に進学し、まるでオレンジデイズのようなキラキラのキャンパスライフを満喫した。

 

ちなみに彼は遊びほうけているタイプの学生ではなかった。

しっかりと学業に励み、教授にも気に入られた。

ぜひ大学院まで進んで研究室で私の下で働いてほしい。そういわれることもあった。

天性の人たらしとして彼は有名だったのだ。

 

就職活動では自身の「強み」をいかんなく発揮し、無事大手の一流企業に内定。

初任給では両親にプレゼントを贈った。母は泣いた。感激の涙だった。

現在入社2年目になる彼は大学時代から付き合っている、モデル張りの美人彼女(こちらも大手企業)と今年の夏休みの予定を立てている。

彼女にはまだ内緒だが、親しい友人たちには彼女といつか結婚したいと思っていることを話す。

 

 

またあるものは、こうだろう。

 

 

小学校時代から女子にしては大柄な体系で、あだ名は、ゴリ子。

中学ではバレー部に所属し、スポーツに青春をささげた。

 

高校に入学した彼女はふと周りを見渡すと、年頃になってきた同級生たちはそれぞれに、髪をカールさせ、

生活指導の先生に怒られながらも薄化粧をし、冬の寒さにも負けずに

パンツが見えそうなほどスカートを短く折った。

自分をよく見せるために「おしゃれ」をしているのだ。

 

ゴリ子は焦った。

 

スポーツに青春をささげていた間に世間は、キラキラなゴシップガールズになっている。それに引き換え私は短く刈り上げた髪にジャージで通学する毎日。しかもぽっちゃりだ。母の作る揚げ物料理のせいだ。おいしいのだ。

ゴリ子は決意した。痩せて可愛くなってやる!

 

大学生になったゴリ子はミスキャンパスに選ばれた。

 

決意したあの日からゴリ子は、ダイエットをし化粧を覚えた。

幸いゴリ子は痩せたら美人というタイプであった。背の高さも相まって誰もが振り向く超絶美少女になったのだ。

ミスコン後、大手芸能事務所からスカウトがあった。

大学卒業後の現在、彼女は芸能活動をしている。

モデルとして女性誌でデビューし、細々とだが着実にキャリアを積んだ。

今はモデル業だけでなく、ドラマの仕事そしてCMと活動の幅を広げている。

 

今日はこれから、大手ブランドのレセプションパーティーに行くという。

もちろん、エスコートするのは某大手IT企業の社長とか。

彼女はこう語る。

「いつか自分の自伝のようなものを出したい。タイトルは「もうゴリ子とは呼ばせない」これを書いてティーンのみんなにも努力すれ道は開けるよってことを教えてあげたい。」

ちなみに今は目下、英語を勉強している。実はハリウット映画のオーディションの話が来ているらしい。彼女の夢はどんどん広がっていく。

 

こんなとこだろうか。

 

さて、長々と書いたが。

これに引き換え私の人生はどうだろうか。

毎日毎日食っちゃ寝食っちゃ寝でキラキラのきの字もない。

仕事もない。友達もない。彼ピッピもいない。努力もしない。ラインは今日も0だ。

こんなんでいいのか。

「こんなんで」と今、自分を責めるが、じゃあ明日からマクロビダイエットやって、ジョギング1時間しまーす。って言ってお前はできるのか?続くのか?

23年間なんの努力もしてこなかったお前に何ができるんだ。

 

73億何千万うんちゃら人、人間がいるこの地球に住んでいるのに、自分にとっての主な構成員は母親(時々オトンと妹)という事実を前に、お前はどうするべきなんだ。あぁ?そうだよ

はぁたぁらぁけぇぇぇぇぇぇぇぇぇーーーーー。

っと考え出したら急に眠くなってきたから今日はジョン・マルコヴィッチの映画でも見てもう寝よ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日、風強くない??

いやぁー今日は風が強かったね。

 

飛ぶと思ったもんチャリごと。

 

チャリごとオズの国いけそうだったもん。まじで。

 

オズの国で赤い靴はいてニートの新しい物語始まりそうだったもん。いやまじ。

 

風が強すぎるとさチャリンコ乗ってる時、目が開けらんないのよね。

 

いやもうブスが加速する。

風が強く吹いているだけでもうブスが加速するのよ。

しかもデブだし。

 

デブスが半目で向かい風の中でチャリこいでるってなんかちょっと面白い感じになっちゃってんのよ。

しかも、そんな日に限って派手なTシャツ来ちゃってるし。おいおい。

 

どうしてくれるのよ。

 

オズの国いけてもさ、こんなブスじゃライオンもブリキも案山子も寄ってこないよ。

「うわぁ・・・ブスやん・・・」ってなっちゃうね。

 

オズ魔法使いにも会えないんじゃね?

そもそも門前払いじゃね?

「あっ、すいません。ちょっと・・・」とかいわれて。目も合わせてくれないよね。

 

あれれぇぇ~私物語の主人公なんすけど??ドロシー的な女主人公なんですけど??

みたいな。

 

あー生きるのつらいな☆って思った今日この頃