秒速5センチメートルで君の名を探してる
「君の名は」を見ました。
正直「こんなのオタ充しかみねーだろ」
「日本人はアニメだったらなんだって大ヒットなんだなw」
とか、さんざんに思っておりました。はい。
まぁ、テレビやネットで日々「君の名はマジで面白い」と報道されていて、
まぁそこまで言うのなら見てやるかと(暇だし)かなーりの上目線で、
レディースデイに大した期待もなく見に行きました。もちろん一人で。
結果↓
映画おわった瞬間光の速さでサントラをダウンロードしたよね。
新海監督マジ神かよ。。。
神だ。神がいらっしゃる。
と。
いやもう完全に寝返った。
日本人であることを誇りに思った。
ただの神映画だった。泣いた。
見る前の自分を全力でぶん殴りたいくらいのいい映画だった。
もうそれからは毎日もうどこにいても「君の名は」状態。
もう、サントラのせいでバイトへ行くバスの窓からの景色を見てるだけで
「それは夢のように美しい眺めだった」状態。(ちょっと遠い目)
外、土砂降りなんですけどね。
もう毎日がクライマックス。毎日あったことのない君を探してる。
で、まぁそれには飽き足らず、体が完全に新海マジックに魅了されちゃって、
もう、監督のほかの作品ももうむさぼるように見てるわけ。
で、「秒速5センチメートル」も見たわけよ。
もうねこれも完全にドンピシャぁぁぁぁぁ~って。
奇跡的にワンモアタイム・ワンモアチャンスがアイポットに入ってたから
もう、次はお前だといわんばかりにリピート。
エンドレスリピート。エンドレスまさよし。
それからはどこにいても、サビのとこが来たら脳内から「秒速5センチメートル」って
タイトル出てくるの。トイレにいても出てくる。
バイト向かってるだけなのになんかもうちょっとしたエンディング状態。
そして無駄に憂い顔。
窓ガラスに頭もたれさせたり。
バイト終わりとか程よい疲れも相まって、もう最高に憂いれる。
もう、交差点とか路地裏があろうものならもう君の姿を探す探す。
ちょっと挙動不審。からのやっぱり憂い顔。
で、フェイスブックとか全くやってないのに小学校の同級生とか無意味に検索しちゃう。それで、頭良かった子が案の定いい大学入って超リア充になってたり、
知らない間に結婚して子供とか生んでて「え、、うそでしょ、、」
ってなんか無駄にショックを受けるという。全然期待していた感じと違うっていう。
なんか自ら自分の首絞めに行っちゃったんですけど、、、
しかし、ワンモア聞くだけで再び遠い目の憂い顔に戻る。
「そっか・・・」って脳内ボイス花澤香菜。
「私の人生も秒速5センチメートルで進んでくれないかな(自嘲気味に笑いながら)」って。
「どのくらいの速さで生きたらリア充になれる」って。脳内の入野自由も言うの。
こちとら君探してるくせに、肝心の君の当てがね、ないもんでね。
探しても探してもコナンの犯人みたいなのしか想像できない。
圧倒的想像力の欠如。下手したらちょっとしたサスペンス。あれれ~。
いや、でも毎日楽しい。新海誠アニメごっこ楽しい。
しばらくハマってられる。とりあえず当てもなく誰かを探すっていう。
電車乗っても座席にすわらずに、無駄に扉側を陣取り。通り過ぎる駅やすれ違う電車をを凝視。
アイポットはラッドとまさよしの合わせ技。からの憂い顔、遠い目。
今もワンモア聞きながら書いてます。
あ、サビきた。
もう最高かよ。